親シアター用に購入したアンプ、AVC-3808は設置が引越し後ということで、1ヶ月ほど寝かさなければならないのですが初期不良とかあったらダメなのでというのを名目に引越しまでは自室の2808とスワップしておこうと思い立つ。同一環境でアンプのみの聞き比べ(しかも同メーカー同世代の1クラス違い)が出来るなんて、「こんなチャンス、滅多に無いんだからね。」とシェリル様が申しておりました。

サイズは完全同一、バックパネルとフロントの印字くらいにしか差異はないっぽいので別段気にはなるまい。重さがかなり違うのでラックが大丈夫か多少きになりますが----。

で、取り替えたのですがそもそも現在自室に設置しているスピーカーも先日購入した親シアター用の55XGに換装してあり、あまり長いこと聞いてない。そして実は度重なるアンプやスピーカーの入れ替えにゲンナリしている部分もあったので、アンプ側だけはバナナプラグを導入したりしてですね。その時点で実はがらりと音が変わった(気がした)ので純粋に違いが分からず。いや、スピーカーケーブルは酸化しまくってたのを今回久しぶりに切ったのでその辺もあり、音がクリアになったのかもしれん。

とはいえさすがに2808に比べると多少は良くなったかなーというきが微妙に。いやしかし・・・。オートセットアップかけたらなんか音が嫌味になったんですよ。多分、部屋の環境の悪さが逆に目立ちやすくなったんじゃないかと思うんですが。マイクもかなり適当に置いてたし。


正直なところを申しますと、音的な違いはあまり感じられなかったというのが。まず第一は俺自身の耳の問題、で、スピーカーがエントリークラスということもあるのかもしれない。価格コムの最安値でもやがて2倍くらいの価格差があることを考えると、2808のほうが価格対性能比が高いといわざるを得ないのだろうか。
スピーカーが55シリーズクラス程度だったり、HDMIのIN3OUT2という点やネット経由でのファームアップや最早AVアンプというよりはDVDレコーダー的になってる極まったGUI等に魅力を感じなければ2808でよいのではないかなぁと・・・。
この辺の微妙な違いが分かる人はもっと上のクラスに手を出しそうだし、なんというか3808は実は非常にニッチなクラスなんじゃなかろうかと感じましたマジで。でもDENONだとこいつの上はもうA1HDしかないからな・・・。後誤解のないよう、「3808が良くない」とは全く思ってません。DENONLINKやアンプ単体でのDLNA上音楽ファイル再生機能、将来性が高くなる可能性のあるファームアップ機能など、音質以外で7~8万円の差を埋めるこーいったサイバーな物好きには垂涎モノの機能も多いですからね。2808には無いものばかりです。音にしたって確実に2808よりは上であるのは間違いないし。付属の電源ケーブルも3808だけ金メッキだしねw

そしてこいつのGUIメニューは本当にデカルチャ。今までのオンスクリーンメニューなんかもう恥ずかしくなってくる。