N100DC-ITXを購入。


サーバーが10年以上経過している第三世代Coreである事がずっと気に掛かっていました。TDP35Wの低電圧版CPUを使用しているんですがなんとなくもっとこう、ギャギャっと低消費電力!な構成にしたかったのです。あと第三世代なのでWin11にできない。サポート終了まで1年半となっていたのでそろそろ頃合いかと。

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ファンレス省電力CPUオンボードITXマザー。たまらん。
20年前に使ってたVIAのEdenのような……。アレはまさに楽園だった。猫もつれて行こう、楽園ニート。
あ、当時使ってたEPIAはファン有りだったんで正確にはEdenじゃなかったんだっけ。

現在ノート、デスクトップ、居間PCの全てがAMDになってるので本音を言うとこちらも合わせてたかったんですがAMDの省電力CPUをオンボードに乗せたマザーは組み込み用の高価なヤツしかないっぽいんで無理。CPU単体も電圧下げるとかしてTDP押さえられるかもしれないけど常時起動のマシンでそういうことしたくないというのもありまして。N100、6Wですよ6W。HDDのほうが消費電力デカいわ。


さて商品名に「DC」と付いている通り、ACアダプター仕様。そしてSATAコネクタも2個。記憶域スペースでパリティ構成していることを考えるとスペック足らずなんですがPCIeも一応あるのでSATAボードを挿して賄う。昔使ってたのが動いて良かった。
なお、ACアダプター仕様であるが故にSATA電源は基板からの取り出しでそれも一本のみ。

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なのでHDDの電源はもともと使用していたATX電源から供給。使用中のHDDラックである裸族のマンションにATXコネクタ経由でオンオフ可能なスイッチが付いてるのでとうとう活用。

AcerのアイコニアW500に付いてたACアダプターが19V-40W仕様だったので流用できるかナーと思ってましたが径があわずに断念。変換でも良かったんでしょうけど常時起動のサーバー機なので大事を取ってELECOMの富士通用ACDC-1965FUBKを調達しました。


セットアップはIvyBridgeからのHDDすげ替えでOKでした。N100は12世代なので9世代ジャンプアップ。
Win10以降はチップセットが変わっても基本的に起動できてましたが、今回もSSD移植しちゃってもきちんと起動。
入ってるOSはWin8リリース時にMS自体がライセンスを大盤振る舞いしていたリテール版Win8ProからWin10にアップグレードした機体のためライセンス認証も問題無いと思いたい。あれ?あの特別優待版はアップグレード版だったようです。この辺が面倒になってデスクトップ版は久し振りにDSP版買ったんだよな……。

結果的に再認証したらサクッと通りました。完全入れ替えだったのにも関わらず電話等も必要無く。ちょっとビックリ。
なお記憶域スペースはハードウェアや個別のOSに依存してないのでそのまま移植でOKでした。

i3 3220TからN100ヘの変更。2コア4スレから4コア4スレになってる事もあわせてCINEBENCHは4倍くらいスコアがアップ。


そしてWin11にアップグレード。これであと7年くらいは保ちそうです。