昨日、ダラッとCS見てたらおねがいツインズ最終回やってたんでちょっと見てみる。よくよく考えるとこれってもう5年も前の作品なんですよね・・・・。5年か。



最近、藤子・F・不二雄の『定年退食』がますますシャレにならなくなってきているという話
 [ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅさんより]
 
うぅううん、うちは祖父母は既に他界していますが母がそろそろ60歳になりそうな勢いで実際かなり切実な話なんですよね・・・、俺の浪費癖も含めて。

たとえば稲中でも似たような話、というか作者のその後の作品の方向性を決定付けたんじゃないかと思われるエピソードで前野は「大人になったら老人を死刑にするという法律を作ってやるから」という非常にアグレッシブな発言を、井沢は「そんなことは出来ないから3~4人の老人をぶち込んでスイッチを入れれば一人のタフガイが生成される機械を作る」というこれまたある種古谷実の本音なんじゃないだろうかと思われる発想をしてましたねぇ。
さらにこっちはあまり読んだということを人に知られたくない部分もあるんですが氏賀Y太氏の「真・現代猟奇伝」内の「ゆめいろハンバーグ」なんかはまさに「定年退食」だったんですよね・・・・・。「食」が「食われる側」ですが。(内容はググってください。よくよく考えると内容的には前野の発想と同じでその「後処理」をどうするかってだけの違いですが・・・。)

話が突飛ではありますがあまり笑えない内容ばっかですな。まったく未来に救いがないというか希望が持てないものばかり。自分に関しては「たまに苦労はしてても努力はしてない」というダメ状態なので自業自得だとは思うんですがね。それにしてもほんと、人生って何なんだろねぇ・・・。メンタルな部分を含めずに一言で表すと「金」なんでしょうけど。


しかしこういうエピソードを30年以上前に予見してるってのも、やっぱりF氏の想像力は計りしれんところがありますね。
あ、ちなみに私はY太氏の得意な「四肢切断モノ」とかは身の毛がよだつほど嫌いです。が、怖いもの見たさがポロっと顔を出しちゃってですね・・・。