感覚的に7割くらいで止まってたロボット大戦30をいい加減進める。
中盤なんかわちゃわちゃしててシナリオ選びながら~という今回の方式がなんとなく面倒になってたんですよね。

久し振りに起動してもはや「無双ゲー」と化した本作をプレイ。マジンガーやコンバトラーでプレミアムサウンド流れるととても寂しくなってくる。號が「今がその時だ」とか呟いたのも。

なんか知らないうちにいろいろスキル付けてたみたいで、アカシックバスターがエネルギー消費5で発動できるというトンデモ状態になっていました。(元々が25ってのもおかしい気がしますが)
スキル「EセーブEx」で50%OFFなんだけど強化パーツもなんか付けてるんだっけ。DLCによって機体もパーツも多すぎるせいでマジで訳が分からない状態になってます。

あとはネタバレなので「つづき」から。


ちょいちょいとメインシナリオ消化していくと、いかにもマジンガーがパワーアップしそうなシナリオが発生。案の定マジンカイザー登場、と相成ったのですがそのパワーアップ方法というか登場方法が藤子F先生の短編マンガ「あいつのタイムマシン」方式だったので理解はしつつも何だそりゃ!良いのかそれで!となってしまう。

「あいつのタイムマシン」はタイムマシン作成の夢を持つものの、幾多の失敗を重ね切羽詰まった人間が「自分がタイムマシンを発明する」と強く信じ込むことで未来からやってきた自分自身にタイムマシンの作成方法を教えて貰ってタイムマシン発明に成功するというタイムパラドクスものな訳ですが甲児が採った方法がまさにそのままでした。
カイザーの完成を信じたことで未来の自分がカイザーを送り込んできてくれるという超絶自分任せ、いや人任せ。

まぁ、こちらの場合はタイムトラベルの手段・可能性を甲児が目の当たりにしたため実現できたわけで、手段そのものを自前で準備しなければならなかった藤子作品ほど常軌を逸してる感はないんですが。藤子不二雄ってやっぱりすげーよなぁ……。

しかししかし、こう言う超ご都合主義こそがスーパーロボット大戦がそれである所以ですので、大変嬉しくなってしまいました。ナデシコ ウリバタケの劇場版でのセリフ「ご都合主義だと笑わば笑え!」から続く「しかし見よ!見よ!この燃える展開!見よ!このメカニック!」がまさにこれ。これこそがスパロボです。

そして今回もちゃんとズババンが採用されているのですが、やっぱり寂しくなってしまう。