明けましておめでとうございます。


Yahooでやたら広告が出てた「約束のネバーランド」をTSUTAYAで借りてくる。
「事の発端」が敵方のイージーミスとも取れる粗忽さだったため早速読む気が失せそうになるが、そういうことではなかったようでなかなか楽しめました。
でもなんかこうグワワワっと来なかったんだよな……。
メインキャラがターゲットになって他が死ななくなったからだろうか。
最近の「本来の読者層くらいの年齢の読者」は主人公周りが理不尽に苦しめられるとすぐ作品を投げるっぽいんで少年漫画でこの手の作品描くの難しいんでしょうね。


で、昔「高校」をちょろっとだけよんで「こんなもんだろうなぁ」と思ってたアフロ田中シリーズ、「マンガワン」で無料読みしてたらすげぇハマってしまって「しあわせアフロ」既刊分まで一気に借りてくる。
高校アフロ時代に溢れてた「劣化稲中感」が中退から徐々に払拭されはじめ、上京あたりからは逆に「グリーンヒル」に稲中テイストを足したかのようないいダメっぷり。
古谷実が僕といっしょ以降描き続けてる「人生ってなんだ」が浮かれない夏'94時代の弾けたテンションのまま浅く続けられてるような感覚。

そして田中の小者っぷりが実に自分を映す鏡のような感じでできればさすらいまでは30代前半に~というかリアルタイムに読んでおきたかったと。
久しぶりに読んでなかったことを悔やめる作品でした。
俺、今年、40。