59年版の「私は貝になりたい」をDVDで見る。
物語的には主題によりすでにラストが見えているということで、経過を知るためのストーリーではあるのですが、面白かった反面、拘留中に酷い扱いを受けたという描写が特になかったため(独房に2人生活っていうのは酷いんだろうと思うんだけど)、別段悲劇に見えなかったってのは俺ちょっと精神的に問題があるなぁと…。最近は生死感というか正直生きることにまったく情熱を見いだせていないので。とよまっつぁんに生きる気力っつーか希望があったから故の悲劇なんだよなぁ。
Wikipediaの該当項目見てると「黒澤明からダメ出しが出た」ってのはそこなんじゃないかな。
「兵隊に取られることもない」というのはまぁ的を射てますけれども「牛や馬になりたい、いや、牛や馬も人間にいじめられる。生まれ変わったら帯になりたい」という感情を豊松が持った心境の変化ってのが感じられなかったんだよなぁ。


にしても結婚してぇとはそこまで強く思わないけど家族が欲しいってのは真剣に感じる今日この頃。




あとはS2000生産終了ってのが自分的には大ニュースか。
うぅーん、もうスポーツカーってのはダメなんかなぁ。
なんとなしにエコエコ詐欺にあってるっつーか「プッこのご時世にあんな燃費の悪い車乗ってるよ」って感じの視線が多い気がするんです。エコエコ詐欺。