職場で迷惑メールがすげぇ増える。
サーバーフィルタリングでは万が一の場合の誤振分の際に各ユーザーが確認がしにくいのでクライアントアドインで対応しています。

が、この振り分け機能が無効になる事例が多発。

以前から(2013以降らしい)OFFICEソフトが高負荷のアドインは自動無効するというあまり得する人がいないありがた迷惑機能がある事は知っていましたが、今回は「迷惑メールが増える」→「アンチスパムアドインの負荷が増大」→「慮って自動無効化する」というアホな流れが発生しているようです。
まさにこういうのを「無能な働き者」というんだよな。

対処方もまたなんかトンチンカンです。仕方ないのはわかるんだけど。

ググるとまずレジストリ追加しろというアドバイスがあります。
DoNotDisableAddinListに該当アドインを記載し、再起動すればOKです。
が、これはキー名を見れば解るとおり「アドインを無効にしないようにするリスト」です。
問題が発生している際、アドインは高確率で「すでに無効にされて」います。
前述のレジストリは「無効化されてるものを有効化する」動きはとりません。
レジストリ追加後にいくら再起動しても無駄です。

なので
アウトルック(2016の場合)の「オプション」→「アドイン」→「『管理』>使用できないアドイン→設定」→「該当アドインを選択し『有効化』・閉じる」→「『管理』>COMアドイン→設定」→「該当アドインにチェックを入れてOK」
までやってから「レジストリを追加、あるいは既に追加していれば再起動」が必要になります。

アドイン管理のページで「無効化しない」が選択できないのがなぁ。
悪意のあるアドインが勝手に追加され勝手に永年有効化されるとまずい、というのが理由なのかもしれないけど、半ブラックボックス化されてるほうがよほど問題のような。
あとCOMアドインの設定画面を開くとオプションダイヤログがいちいち消えてるのもイラッとしますね。「使用できないアドイン」と結構行き来することが多いのになんだこれ。
(ちなみに「使用できないアドイン」を開いた時はオプション画面は消えません。)
「使用できないアドイン」化されているのにCOMアドイン内にチェックボックスがあることもあり、これも腹立つ。何度チェック入れても取り消されます。

最近はイライラするというよりわらけて来ることが多いんですけどね。