24 年 01 月 28 日: イレブンじゃない、日本人だ
---20:58:41 addN100DC-ITXを購入。
サーバーが10年以上経過している第三世代Coreである事がずっと気に掛かっていました。TDP35Wの低電圧版CPUを使用しているんですがなんとなくもっとこう、ギャギャっと低消費電力!な構成にしたかったのです。あと第三世代なのでWin11にできない。サポート終了まで1年半となっていたのでそろそろ頃合いかと。
ファンレス省電力CPUオンボードITXマザー。たまらん。
20年前に使ってたVIAのEdenのような……。アレはまさに楽園だった。猫もつれて行こう、楽園ニート。
あ、当時使ってたEPIAはファン有りだったんで正確にはEdenじゃなかったんだっけ。
現在ノート、デスクトップ、居間PCの全てがAMDになってるので本音を言うとこちらも合わせてたかったんですがAMDの省電力CPUをオンボードに乗せたマザーは組み込み用の高価なヤツしかないっぽいんで無理。CPU単体も電圧下げるとかしてTDP押さえられるかもしれないけど常時起動のマシンでそういうことしたくないというのもありまして。N100、6Wですよ6W。HDDのほうが消費電力デカいわ。
さて商品名に「DC」と付いている通り、ACアダプター仕様。そしてSATAコネクタも2個。記憶域スペースでパリティ構成していることを考えるとスペック足らずなんですがPCIeも一応あるのでSATAボードを挿して賄う。昔使ってたのが動いて良かった。
なお、ACアダプター仕様であるが故にSATA電源は基板からの取り出しでそれも一本のみ。
なのでHDDの電源はもともと使用していたATX電源から供給。使用中のHDDラックである裸族のマンションにATXコネクタ経由でオンオフ可能なスイッチが付いてるのでとうとう活用。
AcerのアイコニアW500に付いてたACアダプターが19V-40W仕様だったので流用できるかナーと思ってましたが径があわずに断念。変換でも良かったんでしょうけど常時起動のサーバー機なので大事を取ってELECOMの富士通用ACDC-1965FUBKを調達しました。
セットアップはIvyBridgeからのHDDすげ替えでOKでした。N100は12世代なので9世代ジャンプアップ。
Win10以降はチップセットが変わっても基本的に起動できてましたが、今回もSSD移植しちゃってもきちんと起動。
入ってるOSはWin8リリース時にMS自体がライセンスを大盤振る舞いしていたリテール版Win8ProからWin10にアップグレードした機体のためライセンス認証も問題無いと思いたい。あれ?あの特別優待版はアップグレード版だったようです。この辺が面倒になってデスクトップ版は久し振りにDSP版買ったんだよな……。
結果的に再認証したらサクッと通りました。完全入れ替えだったのにも関わらず電話等も必要無く。ちょっとビックリ。
なお記憶域スペースはハードウェアや個別のOSに依存してないのでそのまま移植でOKでした。
i3 3220TからN100ヘの変更。2コア4スレから4コア4スレになってる事もあわせてCINEBENCHは4倍くらいスコアがアップ。
そしてWin11にアップグレード。これであと7年くらいは保ちそうです。
24 年 01 月 18 日: 記憶域スペース破損
---10:26:59 add月曜日、Win10のバックアップ失敗エラーが出ており3ドライブでパリティー構成にしている記憶域スペースが消えるのに気が付く。
正確に言うとエクスプローラーから消えてコンパネの「記憶域」では残容量も含めて正確に認識されている状態だった。発見時点ではコンパネ上で一つのドライブに障害マークが付いていたためHDD1基の物理的破損かと認識したが、パリティなんで1基破損でデータが見えなくなるっていう症状はおかしい。
加えて「ディスクの管理」で記憶域クリックすると「フォーマットの必要有り」と表示される。
一度再起動→障害マークが消えてコンパネ上では記憶域自体は健全化される。
が、やはりドライブレターが振られていない。
障害マークが付いていたHDDが足を引っ張ってるかもと物理的に外してみても症状は変わらず。この時点で記憶域そのものに不具合があるわけではない、と判断。
データ復元ソフト EaseUS Data Recovery Wizardの試用版を走らせると消えたドライブにあるはずのフォルダ構成自体は残っているのを確認。
ここで更に「パーティション情報だけの破損クサい」と思いましたが、記憶域パリティという構成であるが故に万が一があるとイカンので現時点でファイルが見えているEaseUS Data Recovery Wizardを製品版にアップグレード(9000円)してフルスキャンをかけ、いったん最低限のデータをコピー退避させたのちにパーティション情報をいじろう……、と考える。が、3日くらいかかりそうな勢いの上に、スキャン途中の結果を見てるとかなりの抜け漏れが出ていたり(スキャン完了したら補完されていた可能性はあるものの)、データ復元だから仕方ないんだけど過去に削除したフォルダやファイルも存在してたり、フォルダ構成も含めた現況復旧という目的に対してはなんか無駄な気がしてきた。
なので次のステップのつもりだったパーティション復元を試みる。
MiniTool Partition Wizardの試用版を使ってみると記憶域プールがMBRになっている。容量的にあり得んのでやっぱりここかなーとパーティション復元ができるプラチナ版(16000円)を購入。
復元ウィザードでサクリと復元。フォルダ構成も完全に元通り。
なおMiniTool Partition Wizardにはデータ復元機能も付いているので、EaseUS Data Recovery Wizardは完全に無駄な買い物となってしまいました。
Windowsの記憶域スペースは希にこう言う不具合が発生しますが、基本的に1個のHDD時と同じ対応で解決できる事が多いので柔軟性が高い印象。ただ、記憶域スペースは物理的破損してないHDDを故障扱いする事があるのが玉に瑕。多分一度記憶域から除外してフォーマット、再度追加すりゃ健全性を取り戻してたはずなのに。
で、別媒体バックアップを一切取ってなかったという状態だったので、全て別HDDにバックアップ。破損してないのに交換させられた一本のHDDをここで活用。
今回の症状は
・物理HDDは健全。
・コンパネの記憶域でも健全。
・エクスプローラーで記憶域上にあるドライブが表示されない。
DOSで「D:」打ってもドライブ移動は不可。
・データ復旧アプリではほぼファイルが見えている。
・定例WinUpdate後に発生。
以上の症状だったので、Win10の2020版にあったパリティ構成のときのみ同様の症状が出るバグと同じ症状なのだろうか。
なお、EaseUSもMiniToolも永年利用のモノは1.5倍くらい高くなっており、1年利用のものは「サブスク」とかかれています。
案の定、初回の支払い情報ががっつり残されており、1年後に1年利用料が自動徴収される状態でしか購入ができません。
もちろん、購入後即座に解除はできるのですがデータトラブルが発生した時って結構精神的に追い詰められてるからこの辺のチェックが甘いままワラにすがる思いで購入し忘れた頃に二回目の料金が支払われた事に気が付きあわてて解除、みたな流れになってしまいそう。
あああああ良かった。