17 年 12 月 19 日: 「電脳戦機」はバーチャロンではなくサイバートルーパー
---09:34:00 add「とある魔術の電脳戦機」体験版をプレイしました。
なんというか「ゲームのジャンルとして」はバーチャロンじゃないよなぁ、これ。
シューティングでもない格ゲーでもない、バーチャロンがバーチャロン足る所以とも言える「ダブルロックオン」っていう概念がないっぽい。いや、近接攻撃届く距離になったら確かにサイトがダブルロックオン状態になるけどウエポンが自動的に近接攻撃に切り替わるのではなく、近接攻撃は専用ボタンが存在しており、そもそも近くに敵が居なくても空振りできますね。
そしてしゃがみ攻撃や(同じレバー操作である)近接防御もないっぽい?回り込みやQTも存在しないような。「近接戦闘はおまけ」みたいな感じ。
バトラー使いだった私からするとハッキリってこの時点でもうなんというか……。
ニュートラル戻しもないからバーティカルターンもないんでしょうか。ウエポンゲージもあるのかないのかよくわからんし、立ち回りは全然別物になりそうですね。
とはいえ明確なパイロットキャラクター及び超必殺的な演出があるのは面白いです。
もともとサーフィンラムやライダーキック等あるわけだし。でもアファBのはホーミング優秀すぎないでしょうか。前述のとおり防御があるかどうかもわからんので近距離で発動されたらどう対処すればいいのやら。(PCに対してこちらが出したらほぼ当たります)
で、システム的…というか操作系統簡略化は明らかに対象ユーザー層の変更でしょうし、そーなってくると左右スティックで疑似ツインスティックモードにはしないような。「体験版だからない」ではなくてそもそも用意されない感が強いです。マーズや箱版オラタンではどうにか再現してたんですけれども。
とあると絡んだから日の目をみたけどとあると絡んだからこういうゲーム性になった、旧来のVOファンからすればとても複雑な印象をもつタイトルになりそうです。
「フルプライスで買うか」と言われるとちょっと躊躇ってしまいます。
17 年 12 月 06 日: プレイステーション VR
---16:27:26 addPSVRを購入。
楽天ブックスで買ったら外箱に「本・DVD」ってラベルで送られてきた。このサイズでDVDっていったらガチの「特典付きボックス」みたいで逆に恥ずかしい気が。
特に何かコレがプレイしたい!というタイトルはなかったので無料の奴とか安価のヤツととか試してみました。
○PSVRデモディスク(無料)
Rezは相変わらずなにやってるかわかんないんだよなー。私はセガ派だったのでモノ自体は知ってるのですが。
そして「DRIVECLUB VR」をプレイ。コース感覚を掴んだ二週目で酔う。壮絶に酔う。 PSVRは微妙にジャギーというか特に遠い背景が粗い印象です。なので視点を遠くに合わせる高速レースゲームは非常に酔いやすくなるのではないかと。フェラーリに乗り込んだ感はかなり感じられたが運転してる感はパッドだとほぼ味わえないですねー。
○傷物語VR(無料)
開始直後突然となりに現れる忍がスゴいキュートです。頭一つ低くて見下ろす感じってのもまたなんというからしい。ちなみに中はスカスカなのであまり近づかない方が良いです。本人も「あまり近づくでない」と言いますが別にメタ発言ではないと。グローブ着用で「触れる」ようになったらもっとスゴいんだろうがフォースフィードバックが難しいよなー。(Moveコントローラ買って試したら棒が忍に当たった瞬間だけブルッと震えましたがリアクションはなかったです)
映像のほうもがっつり演出考えててかなりよろしいです。
○THE PLAYROOM VR(無料)
一部は「マリオやりたかったけど露骨にそうするわけには行かない。」
みたいなゲームでした。普通の椅子に座ったくらいの高さを想定しているのか、座椅子だと地面に埋まってるかのような状態です。感覚的にはプレイヤー視点が「母艦」みたいな感じなのでしょうか。神の視点でマリオ64をやってるようなヤツでした。
○初音ミク フューチャーライブ(有料)
1.5m範囲内しか能動的移動ができないVRではこういう受動的コンテンツが最適解なんでしょう。(Viveだと広範囲動けるようですがアレは正直敷居が高すぎる)
2階席やアリーナ最前列に加え、ステージ上でさらし者になる事が可能です。モブの視線はないのですがなんか気恥ずかしい。7曲で2700円なのでそう高いものではないと思える良作かと思います
(ちなみに2nd、3rdパックで買いましたのでもちっとリーズナブルです)
視点を相当下げる(-1m)ことが可能なため、ボーカロイドの皆さんは懐かしいブルマのようなスパッツをお召しになっています。仰向けに寝そべることも可能かと思いますが、さすがに試していません。
ちなみにVR内のプレイヤーはATフィールドが解かれているようで、ミクの動線上に陣取ると彼女はこちらをすり抜けていきます。
○サマーレッスン(有料)
がっつり目を見て話してくるので逆にストレスが……。
あとあの子、距離感がおかしい。お前そんなとこに立ってええんかと。
○DMMプレイヤー(無料)
なんとPCやスマホ用動画が視聴できます。
スマホのなんちゃってVRグラスでしか見られなかったVRAVもPSVRで楽しむ事ができる様です。スマホのVRグラスって実質VGAくらいしか解像度確保できてないんでかなり差がありました。部屋に鍵が必要になるヤバイヤツです。ぜったいに他人に目撃される訳にはいかない。リストから危ない動画を消せるボスが来たボタン搭載。
その他本体に対して。
・とにかくメガネとレンズが曇る。加湿器ガンガン稼働させてる季節柄ということのあるのだけど語尾が「~でぶー」ってなった感じなほど曇ります。
・ヘッドセットが少しズレるとスンゴイ画質が落ちます。そもそも超高画質!って訳でも無いのですが、テンション下がること請け合い。
・4Kテレビ+PS4Proになれてるせいでシネマティックモードは正直粗すぎて見てられません。(PSVRは実質960*1080なんで1920*1080相手にも敵わないでしょーけど)
総評としてはミライは感じられるものの、細部が甘いというかもう少し高画質なら化けてたよなーと思える感じです。コンテンツによっては粗さやジャギーが気にならないものもあるのですが、ベクトルを「リアリティ」に向けるととたんに粗くなる感じでしょうか。
より2Dに近いデザインやファンシーなヤツはキレイに見えるんですよね。
もう数年待ってスペックアップすれば…と思いましたがPSVRがコケるとたぶんコンシューマゲームでVRは出ないでしょう、近い将来では。
マトリックスや岸和田博士みたく「脳に直接電極さして云々」のほうが早いかもしれん。
あるいはSAOか。あれって非接触なんだよなー、すげーな。