08 年 07 月 31 日: 近未来不老不死伝説バンパイアは駄作だったのだろうか?
---10:21:38 add「聖☆おにいさん」の1巻と「近未来不老不死伝説バンパイア」5巻(完)を買ってきました。
聖☆おにいさんは「声を出して笑う」ようなシチュエーションは1巻のほうが多かったですが、コレは2巻を先に読んでいたから、という部分もあったかなーと思っている次第であります。「聖人二枚」とかプール割るところとか。うちは昔(俺が小学校入るか入らないかくらいの時期)から父親だった人が十戒のビデオ借りてきて一緒に観たり(途中でくじける)、子ども部屋の本棚にブッダ、火の鳥(そしてなぜかつげ漫画等)を置いているような人間だったのである種原体験の中にいるんですよね、この聖人達は。だからなんだかマッタリ度2割増というか。
近未来不老不死伝説バンパイア
終了いたしました。「完結」とは書けない作品の出来ですね。2部になってからは何度も「到達すべき目標がないのでカタルシスが無い」と書いてきましたが結局何がしたいのかわからないまま終了。最後の展開も比喩としての「分かった」なのかイマイチ理解できない。かといって「ぼかしてた方が解釈が増えて面白くなる」系の内容でもない。伏線もほぼないものでしたしね・・・。
狂四郎の時も(というかたーちゃん末期の時からか)どうも左系統の思想というか左翼というよりは原始共産主義という方向なんですかね?その辺を絡めだすとせっかくの徳弘ギャグでも笑えなくなってくるんだよなー。特にバンパイアは(お為ごかしだけど)宗教的な側面もあるわけで、かつストーリーに練りが感じられないからなぁ。その辺作者も感じ取ったのか、新作はギャグ一辺倒らしいのでちょっと期待しときたいな
とはいえ、ラスト2,3話は面白かったですね、ラストのアレだけ拍子抜けだったけどそこに辿り着くまでは「どーなるんだろう?」とワクテカしながら読めた。
以下ネタバレ
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08 年 07 月 29 日: デビューマンは殿堂入り
---08:58:05 add押入れから引っ張り出したデビューマンの1巻を久しぶりに読んでみたらまた大笑い。特に1巻ラストのエピソードはもう圧巻というか畳み掛け方が尋常じゃないよなぁ。いつでも学生時代のバカやってた頃にトリップできるこの漫画はさしずめリフレインと言った所か。
吉本蜂矢いまなにやってんだろ・・・。
そしていくつかマンガ購入。
・聖☆おにいさん 2巻
1巻もいっしょに、と思ったらなかったのでとりあえず2巻だけ。1巻手に入れてから読むつもりだったけどあんまり影響なさげだったので読破してしもうた。
小ネタがマニアックな(でも二人の聖人のエピソード知らなくてもクスっと出来る)ものもありますがこういう漫画が存在できるのは日本ならではだよなぁ。自分のブッダエピソードの知識は手塚治虫のヤツによるものが多いので史実?と結構食い違ってるところがあるんでしょうけど1巻にはそれ絡みの話があったっぽいことがWikipediaで示唆されているのでちょっと楽しみですねぇ。
・るくるく 9巻
もう数巻引っ張ってる気がする「るくは達の目的」について、あさりよしとおはラストまで明かすつもりが無いのではなかろうか、と思い始めたのですがどーなんでしょー。結局ペロの中に入った(?)天使ってミカエルなんですかね?作者は「やはうえ様」で満足してしまったのではなかろうか。悪魔達の行動目的を一応の主軸の謎にしているせいで登場人物が殺伐としておりカールビンソンみたいなマッタリ(といえるかどーかはわからんが)感が薄れてるし、ワッハマンのような明確な目標があるわけでもないので、5巻辺りから微妙に読むのがつらくなってきているんだよなぁ、そのせいでギャグのキレを感じることが出来ない・・・。いやまぁこれはあさりよしとおの作風なんだからしょうがないよな。
「護摩会ー護摩会ー」はちょっと時期外れではあるがアイマスネタ持ってくるとは思わなかったのでちょいグッド。
・ユリア100式 7巻
そろそろ潮時ですかねぇ、もう新型投入するのも難しいでしょうし、ダラダラやって面白いネタでもないですからね・・・。と思ってWikipediaみてみたらその手があったか、と思える新型が登場していたようで。次巻くらいで登場ですかね。
・チェリーナイツ 3巻
そーいや江藤先輩同い年・・・。いや、1こ上になんのかなぁ。この漫画、小田原ドラゴン独特のシュールさの上に猛烈な悲しみが溢れているから、物凄い読後感があるんだよな、再読性も高いけど。
そーいえばココイチのエビフライカレーなくなってたな。豚トロがなくなったのには気がついたんだけどねぇ。
鉄郎もそうだったけど田村の無駄に凄い行動力は羨ましいです。鉄郎と違い悲壮感がないから物凄い大物臭がしてしまうのもまた江藤との対比になっていい味を出している。