先週末、自宅サーバーのパリティ構成3台のうち1台(A)のHDDが臨終している(カツカツ音)のを発見。
新しいHDDを購入、リビルドの係る作業などをしておりましたところ、記憶域プールのGUIがハングアップ。
新規HDDと3台のうちのもう1台(B)がなぜか道に迷ってしまい記憶域プール自体がエラーで認識されなくなる事態が発生してしまいました。
以前のWHS消失未遂事件から早三年、今回はブログデータを含む十数年分のデータの消失がかなり決定的っぽく、一時は「色即是空空即是色」という心境に至りましたがふと煩悩が舞い降り「カツカツ音発生してるHDDを振ったりしたら治らないだろうか」と思い立ち、幾多の経験の糸を紡ぎ寄せ「例えば逆さに設置する」などとしたところ見事認識、更に道に迷っていたBが一時的に復帰したAに導かれ正道に戻って参りました。
エクスプローラーを開くと、なんと記憶域プールが見えているではありませんか。
データを待避させつつ状況を見守っていると、数時間後Bに道を示したAは再び認識されなくなりました。しかしAのしてくれたことを忘れていないBはしっかり記憶域プールの一員として踏ん張ってくれている。
なんというか「ジョナサンに最後のパワーを与えたツェペリさん」のようなそんなエピソード。
今現在なぜか新規HDDが切断ステータスになっており冗長性の確保はできてませんが、
データアクセスは可能となりました。やれやれ。


で、前回不味いことになったときにはサラッと師匠に報告した記憶がありますが、今回は本当にヤバいもうどうしようもない、でもなんかどっかに望みがあるはずだ。いやまて他人に「データ飛んだ」ということを伝えたらその時点で俺しか認識していない事象が観測され確定してしまうのではないか。
という量子力学的思考(笑)に至り黙っていたら斜め上の行動により結果的に助かったという。

記憶域プール、ServerのほうだとちゃんとしたGUIがあるっぽいけどパーソナル系だとレスポンスや進捗具合が解らないなんちゃってGUIだから危ないな。
可能な限りPowerShell使わないと不測の事態に落ちやすい。